少年軟式バット選び

新学期に向けて少年軟式バットの選び方についてのご紹介

これから野球を始められる方は特に参考にしてみて下さい!!

まずはじめにバット選びのポイントに,サイズ(長さ)・重さ・バランス・材質・機能などがあります。

これから始められる方は特にサイズ(長さ)・重さ・バランスが重要になると思います。

よくありがちなのが「子供の身長がこれから大きくなるから…」と言われてサイズ(長さ)の大きいものを購入される方がいらっしゃいます。

これはシューズでいえば22㎝くらいのサイズなのに24cmのサイズのものを履いて速く走ろうとするようなものです。

当然シューズなどは速く走ろうとしたら実際の足の大きさにあったシューズを選ばなければ到底早く走る事は出来ません。なのでバットも大きさは適性のサイズというものがあります。

サイズ(長さ)の基準ですが、バットを立てて股下腰骨(へそ)の間が良いとされています。長さが決まれば後は重さとバランスです。重さは材質などにより変わっていきます。そのバットの重さが振れるかどうかは,右打者は左手で肘をまっすぐ正面に伸ばし,グリップのエンド部を握って30秒ほど安定して持てれば大丈夫です。(左打者はこの逆)

あとは試しに店頭などで素振りが出来ると最高です。このときしっかりとバットを振り切れていて、下半身などもふらつかずにいればOK!!

最後にバランスですが、少年軟式バットは一般的にトップバランス(先端が重い)ミドルバランス(中間に重みがある)があります。遠くに飛ばしたい方などはトップを選ぶ傾向があります。ミドルはいろんなのに対応しやすいので最初はミドルがお勧めです。しかしメーカーごとにバランスポイントに違いがあるのでトップと書いているからと言って一概に思い込むのはよした方がいいかもしれません。

ここからは素材や機能別の少年軟式バットのご紹介

まずはじめはミズノのMEGAKING2でいわゆるビヨンドと呼ばれるバットです。

打球部周囲を特殊ウレタン素材にすることにより、ボールをつぶさずにスイングのエネルギーをボールに伝えることのできるタイプです。

このタイプはとにかく「飛ぶ!!」この一言に尽きます。打感は柔らかく、バット自体は全般的に重いものが多いです。他メーカーではアシックスのBURSTIMPACTシリーズがあります。

次に複合型特殊バットです。

このバットは打球部とグリップ部の間で素材をジョイントしており、しなりや戻りがあるバットです。

有名なものではZETT BLACKCANNON Z2をはじめカタリストのニュートロン、ディマルニのブデゥーがあります。どれも速い打球飛びが特徴で打感が固いものが好きな方におすすめです。

最後に単管タイプの人気商品!!

このバットはミズノのVKongシリーズで高校野球で有名なバットのジュニアバージョンです。

特徴は硬式のVKongシリーズをジュニア化したもので、高校まで同じバットを使っていきたいという方にオススメです。

バット自体は特に飛ぶ機能はありませんが、バット技術やバットの重さで飛ばしたいという方にオススメです。

いくつかご紹介させていただきましたが、初めてバットを購入される方は適性の長さと重さにミドルバランスがお勧めです。

初めの1本は軽いタイプでまずはボールにあてることが大事です!!長くて重いバットは操作がしずらいのでボールに当てるのが難しくなります。

ボールにあたらないと野球が面白くなくなってしまうことも…。所沢店では素振りもできますのでぜひ一度振ってみて下さい。